インプラントはどれ位持ちますか?
インプラントの材質としては体に親和性のあるチタンがほとんどです。ですから虫歯になることはありません、しかし手入れなどが悪くなると歯が歯周炎になるのと同じようにインプラント周囲の組織が炎症を起ここして、してしまいにはインプラントが抜けてダメになります。すなわちその人の体の状態や手入れの仕方で早くダメになったり、長く保たれたりします。その答えの参考として統計学的に信頼のおけるインプラントの生存率(残存率)は5年成績で95%以上、10 年成績で95%前後、15年成績で95〜90%位となっておりかなり良好な治療成績であると思います。現在普及している骨結合型インプラントの歴史はそんなに長いものでなく30数年位の歴史です。実際30年以上もっている物もありますがそのへんは手入れ次第になると思います。
インプラントの治療費はどれ位ですか?
一概にいくらというのは難しいですね。使用するインプラントの種類、その上に被せる冠の種類、1回の手術で植える本数、骨を移植して骨造成をするような難しいケース、治療する歯科医のキャリアと技術レベルの違いなど様々な設定要素がありますから。ただ、おおよその目安としてはインプラント、土台、冠を含めて1本あたり25〜50万円位の範囲になると思います。
手術は痛いですか?
一般的に局所麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じる事はありません。手術後も痛み止めを飲まなくともさほど痛みを感じないといわれる患者さんもいますし、ほとんどの方は痛み止めを1回服用しただけで痛みは感じなかったといってます。
当院では局所麻酔と笑気鎮静療法を併用しているので精神的な緊張も取れて、患者さんの苦痛はほとんど無いようです。
手術の時間はどれ位かかりますか?
普通のケースでは1本〜5本位植えるのに30分〜1時間位です。
但し、骨移植をして骨造成を行うような難しいケースの場合は1時間以上かかることもあります 。
インプラントがダメになったらどうなりますか?
不幸にしてインプラントがダメになった場合、患者さんが希望すれば傷が治った頃(抜けてから1〜2ヵ月後)またインプラントを植えることが出来ます。ただし、ダメになった原因がどこにあるのか良く調べその原因が排除出来るのかどうかを検討しないと同じ失敗を繰り返すことになりかねません。また、その時骨の状態が良くなければ骨の造成が必要になってくる場合もあります。
前医で骨が薄いから出来ないといわれたのですが?
10 数年ほど前から骨が薄い症例でも、骨を移植したりして骨を造成する事が出来るようになりました。このように以前インプラントが植えられないと云われた患者さんでも現在ではインプラント治療が可能になってきました。但しこの治療は難しく誰でもが出来る治療法ではありませんので、ごく限られた歯科医のみがこの治療法を患者さんに提供する事が出来ます。