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診療科目

健康な歯でいつまでも

予防歯科から
インプラントまで

虫歯の治療

歯磨きがおざなりだったり、頻繁に口の中に飲食物が存在(だらだらと間食するなど)するような状況では歯に歯垢(プラーク)がかなり付着しその中の細菌(ストレプトコッカスなど)が歯を溶かし、それを修復しようと歯の再石灰化が生じますが、それに追いつかないような状況下に置かれると自然では修復の効かない虫歯になってしまいます。
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審美治療

審美治療とは、口もとの美しさつくることを目的とし、単に虫歯の治療をするだけではなく患者さま一人ひとりに対して美しさと自然な口もとを実現する治療です。バランスのとれた歯並び、自然な感じの白い歯、機能的で顎の動きと調和した噛み合わせを考慮した審美修復物を行います。
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歯周病治療

歯周病は成人の大半が罹患している病気です。原因は歯垢の中の細菌で、歯垢が溜まってくると歯周組織に細菌が増加してきて歯肉に炎症を起こしてきます。歯の清掃がうまくいかず歯垢が常に付着した状態が20台後半以降も継続すると細菌の毒素の作用などにより歯肉からもっと深い歯根膜や歯槽骨などに炎症が拡大し、歯周組織が破壊されるようになります。
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インプラント治療

歯科インプラントとは「人工歯根」のことであり、歯がなくなってしまった部分の歯茎に 新しく第2の永久歯ともいえる人工の歯を植え、 固定式の入れ歯(ブリッジ・冠)を入れることにより元の自分の歯と同じように咬めるようにする治療法です。そうすることで、わずらわしい取り外しの入れ歯から解放され、自分の歯が戻ってきたような状態に回復させます。
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入れ歯

入れ歯の多くはバネによって入れ歯を支える構造ですが、バネのかかった歯は無理な力がかかり、その歯の寿命を縮めてしまう結果となってしまうことが多く、また違和感が強かったり、良く咬めないといった多くの問題点を抱えています。それらの問題点を少しでも解消すべく、コーヌス冠やアタッチメント(連結装置)を支える歯と、入れ歯に組み込んだものなど特殊な維持装置を用いる事もあります。
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予防処置

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口内の病気を予防することを目的とした取り組みで、虫歯や歯周病になる前に、定期的な健診やクリーニング、ブラッシング指導などを行い、口内環境を整えることで、口腔内の健康を維持することができます。当医院では歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の指導を実践しています。
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中島歯科医院6つのポイント

より高度なインプラント治療のために 

高度な技術を要するインプラント治療には専門のオペ室は不可欠です。と当医院ではインプラント専用オペ室を完備し、最新の技術と診療機材で院長をはじめスッタフ全員で最善のインプラント治療を目指しております。

東毛地区で初めてCTスキャンを導入

インプラント治療には欠かす事の出来ない設備であるCTスキャンを東毛地区で初めて導入しました。今回購入したCTスキャンは3次元的に細部にわたっての状態が一目瞭然に確認できます。これによって的確な診断が容易になり治療方針も的確に立てることが可能となりました。
このCTの情報を元により綿密な治療計画が立てられ、CT画面上でインプラント植立のシュミレーションも可能です。骨の移植が必要な症例でもどの程度の移植が必要か、どのような手術が一番適切かなど、その為の情報がこのCT によってもたらされます。

CAD/CAMによるオールセラミック修復を導入 

当医院はストローマン社のCAD/CAMシステムを導入しています。
2015年10月にはストローマンの国内ミリングセンターもオープンしました。ミリングセンターとは精密な切削機器を使って、様々な材料の削り出しを専門に行うところです。
この大型ミリングセンターでは徹底した温度・湿度管理のもとインプラントアバットメント(土台)やジルコニアセラミックスなどを製作しています。
当医院にあるストローマンのCADシステムからデザインしたデータを送ることで、高品質なアバットメント(土台)やジルコニアがミリングセンターから送られてきます

多くの領域で質の高い治療を可能にしています 

質の高い治療を行うのに無くてはならない診療機器です。特に根の治療には欠かせません。神経が入っている管は細くまた入り組んでおり、裸眼や少倍率の拡大鏡では正確にこの管を探す事は困難であり、その結果治療の成功率が従来の治療法では低いものとなっていました。しかし治療用顕微鏡を使用することにより90%近い成功率を可能にすることが出来ます。その他多くの領域で質の高い診断や治療にその威力を発揮しています。
治療用顕微鏡導入実績:2007年(1台目)、2019年(2台目)

「光学印象」の導入 

当医院では2017年7月から光学印象を導入(スキャナーで歯型を採る)し、精度の高い補綴物(かぶせ物)をつくるシステムを構築しました。
冠やブリッジを製作する時は歯を削って形を整えた後、印象材(型を採る材料)を型枠に入れたものを口の中に挿入し歯型を採り、模型を作ってから技工室で冠やブリッジ等の補綴物を作るのが従来からの方法でした。
使用する印象材の種類により精度や固まる時間が違いますが、いずれにしても印象材が口の中で固まるまでの間、違和感や不快感を我慢しなければなりませんでした。特に嘔吐反射のある方にとってはとても苦痛なことだと思います。
しかし、デジタル化の進んだ現在、これらの印象材を使わずに精度の高い印象採得が行えるようになりました。
当医院では北関東で初めてこの装置(2017年トリオス3)を導入(2023年トリオス4を導入)し良好な結果を得ています。この装置は棒状の先端にカメラがついており歯列に沿って移動させ1秒間に20枚以上の画像を撮影します。撮影した情報を画像処理し、きめ細やかで精密(10㎛:1/100mm)な3D情報のもと歯型をコンピューター画面に作成します。
このデジタル情報を技工室に設置してあるCAD装置(コンピュータ支援による設計)で3次元的な冠を作成し、そのデータをミリングセンター(精密な切削機械を使ってセラミックなどの削り出しを専門に行うところ)にてセラミック冠を製作します。このようにすべて精密機器を用いて製作しているので精度が高く、審美的にも良好な補綴物ができあがります。
ただし、この方法も全ての症例に対応出来るわけではなく、現状では4~5本程度の冠やブリッジを製作する症例に適しており、また、CAD/CAM装置で作るので主にセラミック冠が主流です。幾つか改善する点もありますが、今後、この光学印象が普及し多くのメリットを歯科領域にもたらしてくれることは間違いないことと思います。
これらの機材はかなり高価なものですが、当医院では患者さんにとって有用な設備はその効果が認められた時点で直ちに導入するようにしています。CT撮影機・診療用顕微鏡・CAD/CAM装置・レーザー装置などは診療の質を高めるのに欠かせない設備であり高価なものですが患者さんの利益のため全て取り揃えました。もちろん歯科医師をはじめスタッフ一同の高い知識とスキルを持っていてこそ、これらの機器も本領を発揮することとなります。

歯科用Er:YAGレーザー装置を導入

歯科治療において最近注目されているのは、レーザー(人工光)を用いた歯科治療です。治療用レーザーにもいくつか種類があり、当医院では20年ほど前に炭酸ガスレーザーを導入し活用してきましたが、20238月にもう少し広い範囲の治療が可能なYAGレーザーを導入し、治療しています。
 
適応
虫歯の治療
なんといっても痛くなく虫歯を削れる(蒸散できる)ことです。ただし、レーザーの出力とチップ口径により先端出力密度が異なるので、その結果、切削量の変化や痛みの有無にも影響を与えます。したがって、チップの使い分けによって痛みをコントロールしながら、できるだけたくさん削れるような照射条件、照射方法で、レーザー治療を行っています。
 
歯周病治療
歯周病治療としては歯垢や歯石の除去を第一に目指します。除石には、ハンドスケーラー・超音波スケーラーを使いますが、レーザーによる除石・ポケット内照射が可能になり患者さんのストレスは低減できます。また、歯周病の原因は歯垢や歯石だけではなく、それらに含まれる菌が持つ毒素のエンドトキシンです。このエンドトキシンを周辺組織に熱的損傷を与えず不活化することができます。
私がこのレーザーで一番期待して導入した動機は、インプラント周囲炎の予防と治療です。インプラント治療が普及してきた現在、皆さんが思っている以上にインプラントの歯周病が多く発生しています。世界的な研究によるとインプラント周囲炎(骨まで溶けた状態)の患者の推定有病率は22%、インプラント周囲粘膜炎(歯肉に限局したもの)の推定有病率は43%と2015年の研究で報告されています。実に5人に一人がインプラントの歯周病になっている現状があります。当医院はインプラント治療を提供しだしてから常にこの状況を打開するため、歯科衛生士をそれぞれの患者さんに担当制として、定期的に検診およびメンテナンスを行ってきたので、上記のインプラント歯周病の発生率と比べると低く抑えられているのですが、やはり患者数は増えてきています。そこで骨まで溶けるような重症になう前の歯肉の炎症段階で予防しようとの取り組みに、このレーザーが効果を発揮しています。
 
口内炎の治療
いわゆるアフタ性口内炎にレーザー治療を行うと、炎症粘膜面に凝固層ができ疼痛が緩和される。
 
外科治療
口腔内の小さな良性腫瘍、舌小帯や頬小帯強直症などの外科処置は通常メスにて切開を行っているが、このレーザーを使用して切開を行うとほとんどの症例で術後の治癒経過が良好(傷の治りが良い)との報告が多く見られる。私も使用した実感としてそのような手応えを感じています。